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転移性肝癌(肝転移) てんいせいかんがん(かんてんい)戻る

転移性肝がんとは、他の臓器に発生したがんが肝臓に転移したものです。消化管(胃、小腸、大腸)や膵臓、胆道(胆嚢・胆管)から帰ってくる血液は、一旦門脈という血管に集まって肝臓を通過してから心臓に戻るため、これらの臓器のがんは肝臓に転移することが多い特徴があります。本来、病気としては、「○○がんの肝転移」と呼ばれるべきものですが、発症頻度の高さと転移する経路が同一であることから「転移性肝がん」は1つのまとまった病気として扱われています。治療は、肝細胞癌と同様に、手術による切除が確実ですが、実際に行えるのは全体の10-30%程度です。最近ではラジオ波凝固療法(RFA)が行われることも多く、抗がん剤を使った治療(化学療法)も行われています。大腸癌の肝転移などは、化学療法が効果を上げており、はじめは切除不能だった腫瘍を化学療法で小さくしてから切除することもできるようになりました。

治療は、肝胆膵・移植グループで行います。